海外のGoogleビジネスプロフィール(以下GBP)の動向をご紹介する連載コラムの35回目です。
今回は、「最終編集日・新規マーク表示」「SNSリンク自動追加」「再審査拒否の理由明示」「公共料金不可から再度可能に」の4つをご紹介します。
早速、見ていきましょう。
最終編集日・新規マーク表示
レビューは投稿後、該当ユーザーであれば再度編集することができます。以前は最初の投稿日が記載されており、その後の編集の有無が不明でした。
2025年7月頃から「最終編集:〇日前」として表示される様になりました。

オーナーが返信後に返信文を再編集した際も同じように表示されます。

同時期に、新規のレビューに「新規」というマークがつきました。
7月確認時点では「増」というマークでしたが、9月5日現在、全て「新規」に変更されています。
何日間マークされるのか正確にはわかりませんが、約1カ月ほどで消えるようです。

SNSリンク自動追加
2025年7月下旬頃から、GBPにSNSのリンクが自動的に追加されています。
ダレン・ショー氏は「ここ短期間で数百、数千ものGBPにSNSリンクが自動追加されたようです。」とLinkedInに投稿しました。
Googleは2023年8月に、GBPにSNSリンクを手動で追加できるようにしていました。
ダレン氏は「多くのビジネスがSNSリンクを自ら追加しなかったため、Googleが独自に追加することにしたのかもしれません。」と述べています。
当社でも同時期にSNSリンクが自動追加され、その旨を知らせるメッセージが表示されています。

また、なかには誤ったリンクが追加されている場合もあるようです。自動追加を確認した際は、リンクの検証も不可欠になりそうです。
参照:
https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-adds-social-media-links-39759.html
再審査拒否の理由明示
再審査請求ツールに、違反理由や状況がより具体的に表示されるようになりました。拒否された日付、現在の状況やその理由などが表示されます。

画像は、現在GBPが停止されており、その理由として「ポリシー違反」と表示しています。
どの部分がどのポリシーに違反しているかの具体的な提示までは、今のところなされていないようです。
なお、異議申し立てをすると、詳細欄が「提出済み」になり審査待ちとなります。
※異議申し立てプロセスに関しては、過去コラムで紹介しています
。
画像引用・参照:
https://www.seroundtable.com/google-business-profile-appeal-tool-rejection-39758.html
公共料金「不可」から再度可能に
以前、GBPの異議申し立ての証拠として、公共料金の請求書の提出が可能でした。
しかし、2025年7月にウィリアム・パウエル氏が「GBPヘルプページからこれらが削除され、公共料金の請求書が認められないことになったようだ」とXにポストしました。
理由は不明ですが、簡単に偽装ができるからではないかと推測され、Googleは「正式な事業登録・営業許可証・納税証明書」のみを受け入れるとしていました。
9月1日現在、Googleはこれを取り消し、公共料金の請求書を証拠として認めることを再度追加しています。

GBPヘルプ:https://support.google.com/business/answer/4569145
参照:
https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-droos-utility-bill-39742.html
まとめ
今回は、「最終編集日・新規マーク表示」「SNSリンク自動追加」「再審査拒否の理由明示」「公共料金不可から再度可能に」の4つをご紹介しました。
今回の公共料金請求書のように、短期間で状況が一転することもあります。ヘルプページなどで最新の情報を確認しつつ、慎重に管理を進めることが重要です。
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文責:laugh