サイテーションとは、自社のビジネス名、住所、電話番号等がオンラインで言及されること、または言及されたサイトのことを指します。
当コラムにて11月14日に公開した記事に続き、サイテーションの重要性と正しい活用法についての海外記事のご紹介(後編)となります。
前編はサイテーションの構成要素、2つの形式と最適化の方法についてご紹介しました。
後編は、サイテーションがGoogleマップランキング、MEOに与える影響、メンテナンスについてになります。
是非、前編と併せて御覧ください。
前編はこちらから
参照:
https://www.localseoguide.com/how-local-citations-impact-local-seo-and-map-rankings/
Googleマップランキングへの影響
サイテーションは、Googleマップのローカルランキングに影響を与えるとされています。
ローカルランキングアルゴリズムは、主に「関連性」「距離(近接性)」「知名度」を重要視しています。サイテーションはこれらの要素に影響を与えるうえで不可欠といえます。
「関連性」は、検索クエリとビジネス情報がどの程度一致しているかを指します。
サイテーションはGoogleに自社ビジネスのジャンル、そのサービス内容を提供します。これによりGoogleがビジネスを分類し、そのサービス内容を理解することで、検索クエリにおける関連性が向上します。
特に、信頼できるディレクトリや業界特化型サイトのサイテーションは、マップ検索時に「おすすめ」として上位表示されることにつながります。
例えば、ユーザーが「近く(地名)のヴィーガンベーカリー」と検索した際に、ローカルサイトで自社を「〇〇(地名)のおすすめ!ヴィーガンベーカリー」と紹介していれば、関連性が高いビジネスとして上位表示される可能性が高まります。
「距離(近接性)」は、ユーザーの所在地から自社ビジネスまでの距離を指します。
ユーザーが「近くの居酒屋」や「〇〇(地名)のコーヒーショップ」などと検索すると、Googleはユーザーと近い場所、または指定された地域内にあるビジネスを優先的に表示します。ビジネス拠点の住所を含むすべてのサイテーションは、自社ビジネスの物理的な所在地を裏付けることになります。
上述のような信頼できるサイテーションを多数構築することで、Googleに「信頼性が高く、地域に根付いた知名度のあるビジネス」であると認識させることができます。
MEOに与える影響
サイテーションは、Googleとの信頼関係の構築と、前述のマップランキングにおける役割という2つのメカニズムを通じて、MEOに影響を与えます。
複数のサイテーションから地理データやビジネス情報が蓄積されることで、位置情報に基づく検索においてマップでの可視性が大幅に向上します。
なお、ここでも情報の一貫性が最重要となります。一貫性のないサイテーションはGoogleのアルゴリズムを混乱させ、マップ表示される可能性が確実に低くなります。
特に実店舗を運営しているビジネスにとって、「近くのレストラン」や「〇〇(地名) 居酒屋」と検索した際に自社の店舗が表示されることは、より多くのユーザーにアプローチし、集客につなげることができます。
一貫したNAP情報が掲載されていることは、自社ビジネスが実在していることの強力な証明となり、Googleとユーザー双方からの信頼度が高まります。
より多くの情報源で言及されることは大切ですが、前編で紹介したGoogleが頻繁に参照する基本的なディレクトリ(ローカルビジネスに特化したサイト、業界ディレクトリなど)のサイテーションは、特にMEO効果が高いとされています。
そのほかに、「新商品、イベントなどをローカル情報サイト向けにプレスリリースとして発信する」、「地域のイベントに参加・協賛する」など、イベントの公式ウェブサイトや関連ニュースでビジネス名が記載される機会を作ります。これにより、地域名の入ったサイテーションを構築することができます。
SNSや大手口コミサイトで、ユーザーが店舗名やサービス名を挙げてポジティブな発信をすることも重要な要素となります。
定期的なメンテナンス
サイテーションは構築するだけで終わりではありません。デジタル環境は常に変化しており、効果的に機能し続けるには定期的にチェックすることが重要です。
①定期的にGBPのパフォーマンスを確認します。
「ユーザーがどのように自社ビジネスを検索したか」、「ユーザーが自社ビジネスをどこで見たか」(通常検索、マップ)をチェックします。
時間の経過に伴う変化に注目することで、サイテーションの効果が可視化できます。
また、サービス提供エリア内の関連性の高いキーワード(トレンド)を定期的にチェックすることで、今後のサイテーション構築の参考になります。
※参照過去コラム
②主要ディレクトリを定期的に巡回して、情報が誤っていないかチェックします。
自社で登録した主要ポータルサイトなどの他、Google検索やローカル検索ツールで自社ビジネス名を検索して、掲載されている外部サイト(ローカルブログ、ニュースサイトなど)もチェックします。
前編でもご紹介しましたが、ビジネス名の「(株)と株式会社」、「&とアンド」、「半角/全角のスペース」、住所の英数字の表記(例:1-2-3と1丁目2番3号)、ビル名・部屋番号の有無、電話番号のハイフンの有無、全角/半角、市外局番の表記(例:03-xxxx-xxxxと(03)xxxx-xxxx)など詳細まで統一します。
変更・修正が必要な場合は直ちに修正します。第三者が管理する媒体の場合は、サイトの管理者等に問い合わせフォームやメールで連絡し、情報の修正を依頼します。特に電話番号や住所が古い場合は、信頼性低下に直結するため迅速に対応しましょう。
修正依頼の際は、GBPへのリンクを添えて「GBPに記載されている情報が最新かつ正しいものです」と伝えるとスムーズです。
③自社ビジネス情報に変更(引っ越しや店名変更時)があった場合は、GBPを変更し、再審査を受けることになります。自社ウェブサイト、SNSなどを更新し、主要なポータルサイトやディレクトリに修正依頼を速やかに行います。
変更が生じた際の対応が遅れると、古い情報と新しい情報が混在し、Googleがどちらが正しい情報かを判断できなくなり、一時的にランキングが大きく低下する原因となります。
まとめ
今回は前後編にわたり、サイテーションについての調査結果をご紹介しました。
サイテーションは、自社の存在をオンラインで証明し、ユーザーに情報提供する場です。様々なディレクトリに表示されることで継続的なメリットが得られます。
GBPの運用管理、MEO対策にお悩みのある方は、ぜひ一度プロにご相談ください。
MEO対策を行っていない方はもちろん、すでにMEO対策を行っている方であっても、効果を実感できない方や社内での運用に限界を感じている方へ、弊社ではMEO対策に関するサポートサービスを提供しております。
お問い合わせは、無料のお問い合わせフォームより24時間受け付けております。
まずは、お気軽にご連絡ください。
文責:laugh
