海外のGoogleビジネスプロフィール(以下GBP)の動向をご紹介する連載コラムの31回目です。
今回は、「特別営業時間を一括編集」「GBP認証の失敗通知がアップグレード」「再審査請求ツールの更新」の3つをご紹介します。
早速、見ていきましょう。
特別営業時間を一括編集
複数管理しているGBPの特別営業時間を一括編集できるようになりました。1つのGBPから特別営業時間(休業日など)を他の店舗のGBPにコピーできます。PC、モバイルどちらからでも可能です。
①1つの店舗で特別営業時間を設定します。
②「営業時間のコピー」表示画面から追加の店舗にチェックを入れ、「保存」をクリックします。
(画像引用:https://x.com/Imai_Hiroko/status/1883036677326930360)
③選択したすべての場所に同じ特別営業時間が設定されます。
この機能は100か所以下のGBPを管理するアカウントのみ利用できます。
また、チェックした場所に別の特別営業時間が設定されていた場合も、完全に上書きされるため保存する前に必ず確認をしてください。
参照:
https://www.seroundtable.com/bulk-manage-special-hours-google-business-profiles-38801.html
GBP認証の失敗通知がアップグレード
動画でのGBPオーナー認証に失敗したとき、Googleから送信されるメールがアップグレードされ、失敗した理由と、必要な手順が詳しく表示されるようになりました。
訳)認証に失敗しました。動画はすべての要件を満たしていません。以下のリストを確認して、必要な情報がすべて含まれている新しい動画を送信してしてください。
続いて、認証に必要な内容リストのなかから、クリアしたもの、確認できなかったものが判るようにアイコン表示されています。
訳:
①入力した住所と一致しているか証明するため、道路標識や近辺のビジネスなどの周辺エリアを撮影する。
②看板など、常設設備に印刷されている会社名が入力した名前と一致しているかを証明する。
③入り口のロックを解除する、レジの操作をする、スタッフ専用エリアに入るなど、このビジネスを代表する権限を持っている事を証明する。
①②③がオーナー認証に必要な内容リストになっています。この画像のメールでは、赤のエクスクラメーションマークが③につけられており、ビジネスを代表する権限が証明できなかったことがわかります。
参照・画像引用:
https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-verification-reasons-38912.html
再審査請求ツールの更新
GBPが停止してしまった場合にGoogleに異議申し立てをするための「再審査請求ツール」が更新されました。
最初に異議申し立てをした際、ケースごとに番号が発行されるようになりました。
また、追加の証拠書類をアップロードするフォームが以前は1つでしたが、5つに追加されました。
※GBPの再審査請求に関しては当社過去コラムでも2回にわたり詳しく記事にしております。ご参照ください。
▶過去コラム:
「GBPの停止メールが届いたら?新しい異議申し立てプロセスの流れをご紹介」
「GBP停止の異議申し立てプロセスの変更点とは? 再審査請求の方法等をご紹介」
参照:
https://www.seroundtable.com/google-business-profiles-updates-reinstatements-38858.html
まとめ
今回は、「特別営業時間を一括管理」「GBP認証の失敗通知がアップグレード」「再審査請求ツールの更新」の3つをご紹介しました。
GBP認証の失敗通知や再審査ツールの更新等、認証に関わるアップグレードが相次いでおり、年々複雑になる認証作業が少しでもわかりやすくなることを期待したいところです。
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文責:laugh