2022年4月より、Googleビジネスプロフィール(以下GBP)の基本情報に新しい属性ラベルが追加されました。
今回登録できるようになったのは「リサイクルを行っているビジネス」です。
GoogleはSDGsをはじめとする環境問題にも積極的に取り組んでおり、その一環として追加された機能だと考えられます。
実際にどのような機能なのか、また登録したらどのように表示されるのかを実際の画像を用いてご紹介いたします。
リサイクルを行っているビジネス
リサイクルを行っているビジネスの属性ラベルは既に日本語版でも登録・表示ができることが確認されています。
2022年2月頃から英語圏のビジネスで登録は可能だったようです。その頃は登録可能な品目も少なく、Google公式からのアナウンスもありませんでした。
また、全てのビジネスがこちらの新規属性を登録できるわけではなく、該当の業種でないと登録できません。しかしどの業種が該当業種なのかGoogleは公開しておらず、自分のビジネスが該当するかどうかは登録画面に行って調べる必要があります。
こちらの属性を登録することで「近くのバッテリーのリサイクル」といった検索ワードで該当ビジネスが上位化されますので、該当のビジネスオーナー様は今すぐ登録した方が良いでしょう。
登録できるアイテム
登録できるリサイクル品目は下記の通りです。
・バッテリー
・ビニール袋
・ペットボトル
・衣料品
・缶類
・電球
・電子機器
・瓶類
登録したい場合は、基本情報の修正から「その他」の項目をクリックすると登録が可能です。
リサイクル可能と登録されたビジネスは、GBPトップから詳細を表示すると、以下のように確認することができます。
「リサイクルを行っているビジネス」追加の目的
Googleは公式ブログで、
「リサイクル」は最も人気のある検索トピックの1つになり、環境に配慮したブランドをサポートすることは、持続可能性を最優先事項と考えている消費者の82%にとって最優先事項です。
引用:Google公式ブログ The power of recycling: Turning searches into store visits
https://blog.google/outreach-initiatives/sustainability/power-recycling-turning-searches-store-visits/
と説明しており「リサイクル可能なビジネスである」と表記することはリサイクルをしたい人だけでなく「環境に配慮したビジネスを利用したい人」にも効果的だと考えているようです。
実際、Googleトレンドで公開されている数値を見ても、「SDGs」の検索ワードが過去5年でおよそ10倍近い数字になっていることがわかり、ここ数年でのユーザーの意識の高まりが見て取れます。
引用:GoogleTrends https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=today%205-y&q=SDGS
このことから、リサイクルを行っているビジネスである旨を登録することでGoogleだけでなく近隣ユーザーへのアピールが可能となり、ひいては貴店の利用者数増加に大きく寄与することは間違いなさそうです。
具体的には、近隣に似たようなビジネスが複数あった時に「リサイクルが可能なビジネスだから」「SDGsに積極的だから」という理由で、貴社を選んでもらえるようになるかもしれません。
まとめ
MEO対策についてはもちろんのこと、SDGsの観点からも、リサイクルを行っているビジネスであるとアピールすることがより重要になってきています。
環境問題に関してはユーザー側の意識も高まっていますので、自分のビジネスや価値観もどんどんアップデートしていくことが肝心です。
GBPのアップデートが面倒に思える、または自分でやるのに限界を感じている方は、ぜひ一度プロにご相談ください。
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