MEOコラム

GBPの停止を回避する方法とは?更新されたガイドラインをご紹介

Googleビジネスプロフィール(以下GBP)を注意深く運用していたとしても、思いがけずガイドラインに違反してしまい、停止となってしまうリスクは常に付きまといます。

ガイドラインが停止となってしまえば、GBPが公開されなくなくなってしまうか、仮に表示されてもその情報をあなたが制御できなくなってしまいます。

Googleは頻繁にガイドラインを変更しますが、それを逐一ユーザーに通知しない傾向にあります。表現がわずかに変更されただけでも運用に影響を与える可能性があるため、要注意です。

今回は、GBPのガイドラインの一部とポリシーの変更について説明します。

参照:
https://searchengineland.com/how-to-follow-google-business-profile-guidelines-432177

ビジネスはGBPの対象か否か

GBPに登録する住所はビジネスが実際に所有、または代表する権限を持っている場所であり、なおかつ継続的なサービスを行っている事が条件となります。

これは基本的に自宅、お店、ハイブリッドビジネスの3パターンにわけられます。

・ユーザーのいる場所またはコーヒーショップなどの別の場所へ出張して行うようなビジネスはサービスエリアビジネスと呼ばれます。この場合は自宅の住所でGBPを登録しますが、それはユーザーには表示されません。

・「お店」はユーザーが買い物や打ち合わせのために訪れる実店舗のことです。

・ハイブリッドビジネスとは、例えば家電量販店など営業時間中に店頭で従業員が家電を販売し、更にユーザーの家に家電の修理、配達などを行うビジネスを指します。

GBPはユーザーと直接会うビジネスを対象としており、オンラインのみのビジネスなど所有していない場所でのサービスは原則対象外となります。

では、GBPを持つことができない業種の例を幾つか挙げます。

・公民館の一室を借りて行うカルチャースクールなどの、第三者が所有している場所を借りて行う不定期サービス

・WebサイトやSNSの運営、展示会やセミナー開催といった手法を用いて、自社のユーザーとなりうる人(見込みユーザー)を獲得する手法の代理店または会社

・別荘、モデルハウス、空きアパートなどの賃貸または売買物件

・住所が私書箱や遠隔地にあるメールボックス

また、登録先の住所と実際の住所が違うとGoogleが判断した場合、GBP停止の対象となる可能性があります。ガイドラインをよく読み、それに従うことが重要です。

GBPの管理方法について

GoogleはビジネスオーナーがGBPの申請、確認、管理を行う事、GBPアカウントに登録する人はなるべく少ないほうが良いと推奨しています。

GBPの確認、管理できるのはオーナー、またはオーナーから権限を与えられた代理の管理者のみとなっていますが、Googleは様々な理由で権限を取り消すことがあると認めています。例としては以下の通りになります。

・オーナーと連絡がとれない

・長期間サインインしておらずGoogleからの確認メールが送信できない、または返信がない

・GBPが他の誰かによって削除されている

・正確な営業時間が設定されていない

・GBPのビジネス名にキャッチフレーズや店舗コードなど余分な情報が含まれている

・他の販売者が承認されたオーナーであると判断された場合

これらのいずれかが発生した場合は、ヘルプの手順に従って、新しいビジネス所有者に所有権を再確認するか、要求することができます。

また、GBPのサポートを代理店に依頼している場合はその代理店を管理者として追加することができます。

その場合は管理者向けに、

・虚偽情報をのせないこと

・オーナーと直接協力して確認すること

といったポリシーが設定されており、こちらも反する場合はGBPの停止の対象となります。

GBP制限についての具体的な説明

Google広告やYouTubeなど別のGoogleサービスアカウントと関連付けられているGBPの場合、それらのGoogleアカウントが制限されるとGBPのアクセスも制限や停止されたりすることがあります。

全てのGoogleサービスアカウントがGBPにどのように関連しているのか、また、ビジネスオーナーがどのようにしてGBPにアクセスできなくなるのか、最新のガイドラインの更新によって具体的な説明が追加されています。

参照:https://support.google.com/business/answer/13762416

アカウントが制限されると、該当のGBPに新しいコンテンツの追加をしたり、以前に削除したコンテンツの復元したりすることもできません。

まずは先に制限されたアカウントを復元しましょう。アカウントが復元しない限り、GBPは停止されたままになってしまいます。

まとめ

今回はGBPの停止を回避する方法と更新されたガイドラインについて紹介しました。

GBPが停止することによって、一日に何十万円もの損失が発生するビジネスもあるようです。

GBPの停止をなんとしても回避するためには、Googleが更新するガイドラインをこまめにチェックし、それに従って適宜修正する必要があります。

GBPの運用管理、MEO対策にお悩みのある方は、ぜひ一度プロにご相談ください。

MEO対策を行っていない方はもちろん、すでにMEO対策を行っている方であっても、効果を実感できない方や社内での運用に限界を感じている方へ、弊社ではMEO対策に関するサポートサービスを提供しております。

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文責:laugh

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