サーチオンを紹介するコラムの後編です。
サーチオンとは、2022年9月28日に公開されたGoogleの新機能発表オンラインイベントのことで、今年は興味深い内容が盛りだくさんだったため前後編でお送りしています。
前編では、サーチオンそのものについて、GBPの新機能について、当社で過去に紹介したGoogleの新機能のその後などをご紹介いたしました。
後編では、その他の便利な新機能をご紹介いたします。
今はまだGBPに直接関係ない所もありますが、SDGsなどビジネスオーナーとして確認しておいた方が良い情報も多く、いちユーザーとしてGoogleを利用するのに大変興味深い内容であったため、併せて確認してみてください。
早速、見ていきましょう。
前回記事はこちら
マップ・ライブビューの便利機能
サーチオンの情報は、特設サイトのトップからジャンルごとにページが作成されています。まずはこちらにまとまっているお出かけの際に便利な機能をご紹介します。
https://blog.google/products/maps/4-new-updates-maps-searchon-2022/
☆マップ検索
マップ検索にて、GBPに登録された写真のサムネイルが地図上に表示されるテストが行われています。
こちらは2022年11月現在もテスト段階で、日本ではテストが行われていないため確認できません。
以下はグーグル公式が上げたスクリーンショットです。
検索ワードはカルチェラタンというフランスの地名です。検索すると画像のようにその主な観光スポットのGBPがアイコンのように表示され、選択するとその写真が拡大表示されます。
主に旅行の時など、どこへ行くかの予定を組むのに便利な新機能です。
☆ライブビュー
ライブビュー上にカフェ☕やホテル🛏などのアイコンと、下部には「あなたの近くの場所を検索」と表示が増えており、そこからATMやレストランなどといった目的地を選択すると、近くの目的地への誘導が表示されるようになります。
こちらも上記と同じくテスト段階で、日本ではまだ確認できていません。
初めての町で、今すぐATMを利用したいけれど地図を読むのが苦手……という人でも安心の便利機能です。
検索機能の向上
次に、通常検索における便利機能をご紹介します。
こちらの機能は以下にまとめられています。マルチサーチなど前編に紹介した機能が重複しておりますので、重複しない部分のみ紹介していきます。
https://blog.google/products/search/search-on-2022-announcements/
☆検索補助
スマホ版Googleトップで、検索バーをタップするとその下に「どんなことを検索したいのか?」を補助するショートカットが表示されるようになりました。
こちらは英語版のみではありますが、2022年9月22日にサーチオンが公開されると同時にリリースされています。
商品を探す、宿題を解く、音楽を聞くなど、通常の検索である「〇〇とは?」という検索でない時に便利な機能です。
尚、日本でのリリース時期は未定となっております。
☆予測変換
通常検索時に、Google独自の予測変換の機能が追加されます。こちらはテスト段階とみられ、日本語版での適用も未定です。
通常のスマホの機能であるキーパッドの予測変換ではなく、検索窓のすぐ下に、入力したアルファベットに対応する単純な「単語の予測変換」と、既に入力してある文字列に対応する「よく調べられているワードの予測変換」が表示されています。
☆地名検索
都市を検索した際の情報量が増加しました。それまで地名を検索すると地図やその土地の公式サイト、土地にまつわるニュース程度だったものが、観光地の写真、wiki、現在地からの所要時間、天気と気温、地図、ショート動画など様々な物が表示されるようになります。
こちらもテスト段階で、日本語版での適用は未定です。
以前紹介した「Things to do(観光地の広告)」はさらに下に表示されています。
ショッピングとSDGs
最後に、ショッピングに便利な機能とSDGsに関する機能をご紹介します。
以下に情報がまとめられています。
https://blog.google/products/shopping/search-on-2022-shopping/
https://blog.google/products/search/new-ways-to-make-more-sustainable-choices/
☆ショッピング補助
Googleショッピングにて、今後数か月で3Dモデルでの商品登録・確認ができるようになります。
また、自転車など大きい買い物の際、購入ガイドに、サイズ、サスペンション、重量、および素材に関する情報が表示されます。
そして、今年の後半にはユーザーの検索履歴を元に、おすすめ商品を表示する機能も追加される見通しです。
☆持続可能な社会
最後に、SDGsに関する機能をご紹介します。
近々(日付は非公開)車種を検索した際に、年間のガソリン代や電気代、車本体の価格、電気自動車であれば充電速度充電可能な公共ステーション、アメリカで購入した場合の税金の優遇の有無、またそれらが他の車と比べてどうなのかの表が見られるようになります。
さらに、ショッピング検索に中古マークがつく機能も公開されました。
そして、食材やレシピを検索した際に、メインで使われている食材の温室効果ガス排出量が表示されるようになります。こちらは英語版のみ、近々のリリースであると公表されています。
まとめ
前編ではサーチオンの情報の中でもGBPに関する新機能をまとめましたが、
今回は後編ということで、全体的な検索機能やライブビューなどについてご紹介しました。
今のところ直接GBPと関連するのはマップ部分だけかもしれませんが、今はまだショッピングでしか使えない3Dの写真がGBPでも使えるようになるかもしれません。
また、詳細検索でGBPの露出が増えるようになるかもしれません。
そして何より、Googleの利便性が向上すれば、単純にGoogle検索を利用するユーザーが増えるでしょう。
より多くのユーザーへ貴社のGBPを届けるために、Google全体の最新情報をおさえておくことをおすすめいたします。
いかがでしたでしょうか?
マイビジネスの管理・運用に課題を感じられている方、マップでの露出を高めて問い合わせを増やしたいという方は、ぜひ一度プロにご相談ください。
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