新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、店舗への集客に今まで以上に課題を感じている事業者様が多くいらっしゃるかと思います。
商圏の顧客にいち早く、より正確に、あたなのお店の情報を知ってもらうための一助となるのが、Googleマイビジネスです。
感染収束が見えず、コロナと共存することを余儀なくされる「withコロナ時代」ともいうべき昨今、お店選びにますます慎重になっている顧客にも安心して来店してもらうために、Googleマイビジネスでやっておくべきことをまとめてご紹介いたします。
絶対にやっておきたい5つのこと
1)まずはマイビジネスの管理権限を持つ
Googleマップに掲載されている店舗情報のことをGoogleマイビジネスといいます。
(すでに登録されている方は今更感があるかもしれませんが、おさらいのためご一読ください)
知らない間にマップに自分のお店が登録されているという状況の方は、まずは店舗のマイビジネスの管理権限を取得しましょう。
マイビジネスの情報は管理権限を持たない外部の一般ユーザーでも書き換えることができることがあります。
このような混乱を防ぎ、顧客獲得の機会損失とならないよう、Googleマイビジネスも公式サイトと同じように適切に管理、運用していきましょう。
具体的な管理権限の取得方法は下記記事にてまとめておりますので、興味のある方はご覧ください。
2)営業時間の管理
マイビジネスの管理画面では、営業時間を設定することができます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、店舗の営業時間が一律ではなく、通常の営業時間の他にテイクアウトを実施している時間としていない時間を分けているなどの店舗もあるかと思います。
そういった事情に対応できるよう、マイビジネスにも通常の営業時間の他に「営業時間の詳細」という項目が追加されました。
「テイクアウト」「ドライブスルー」など、営業形態とともにサービスの提供時間を柔軟に表示させることができます。
特に飲食店で、ランチタイムだけテイクアウトのお弁当を用意するようになったという店舗は、ランチタイムにテイクアウトを提供しているという設定を必ず行いましょう。
この項目は、2020年8月現在、飲食業以外のカテゴリ(業態)でも表示されている場合がありますが、項目名は自由記入で変えられるものではないので、テイクアウトや宅配に関係のない事業者様は未設定で置いておいて大丈夫です。
3)特徴(属性)の設定
「特徴(属性)」という設定では、飲食業関連のカテゴリでは「サービスオプション」の項目が表示されます。
イートイン・テイクアウト・ドライブスルー・など店舗のサービス提供タイプを設定しましょう。
飲食業以外のカテゴリ(業態)の事業者の方も、属性設定でWi-Fi設置の有無やバリアフリーなどが未設定になっていることがあるかと思います。
今一度設定を見直してみてください。
4)投稿機能でコロナ対策を周知
マイビジネスの「投稿」機能は活用していらっしゃいますか?
「投稿」とは、自社のマイビジネスの中で最新のお知らせをSNSのタイムラインのように表示させることができる機能です。
通常は「最新情報」「イベント」「特典」「商品」というテンプレートがありますが、2020年4月頃から感染症対策の一環で「COVID-19 の最新情報」と「COVID-19対策サポート」というテンプレートが追加されました。
「COVID-19 の最新情報」は、店舗がどのような対策をとっているかを投稿一覧の上部に表示させてるテンプレートです。
顧客に来店時にマスク着用をお願いする旨や従業員がどのような対策をとっているかを発信するために使用します。
「COVID-19対策サポート」は、ユーザーに対して店舗へのサポートをお願いするためのテンプレートです。
簡単に言うと寄付を募るための機能となっています。
自社が発行しているギフトカードを購入してもらう「ギフトカードのリンク」を設置することが出来ます。
「寄付のリンク」という項目は2020年8月現在も日本ではまだ使用することができません。
GoogleはPayPalと提携済みのため、いずれ実装されるかと思われますが、日本人にまだ寄付という文化があまり馴染みがないのでどのくらい活用されるかは未知数となっています。
5)商品・サービス・メニューを充実させる
前項で紹介した投稿機能はタイムライン形式で情報を表示させる機能ですが、他にも自社の商品やサービス・メニューを体系的にまとめて表示させる機能があります。
これらの機能を使ってマイビジネスの掲載情報を充実させることで、ユーザーがマップから検索など別のページへ離脱してしまうことを防ぎながら、店舗の魅力を深く知ってもらうことができます。
商品
サービス
メニュー
写真やテキストを駆使して、ユーザーの目に留まるマイビジネスへと作り込みましょう。
余裕があればやっておきたい3つのこと
6)予約の設定
業態によって事情は異なるかと思われますが、コロナの影響もあり、予約制をとっているお店も増えてきたようです。
特に病院や接骨院・美容院などで、電話や自社のサイトの予約フォームで予約を獲得しているという事業者様は、マイビジネスと予約フォームと連携させることで検索からの予約も逃さないようにしましょう。
マイビジネスで予約を獲得する方法は3種類あります。
詳細は別の記事をご参照ください。
今まで予約制ではなかったという飲食店も、テイクアウトの準備のために予約を受けているということもあるかと思いますので、ぜひご活用ください。
7)メッセージ機能の設置
メッセージ機能とは、LINEなどのメッセンジャーアプリのような見た目で、ユーザーと1対1のやり取りができる機能です。
メッセージ機能をオンにすると、マップ枠内で「見積もりをリクエスト」「予約する」などのボタンが表示されます。
管理側はGoogleマイビジネスのスマホのアプリ版(Android・iOS対応)からのみ返信することができます。
メッセージのやりとりをする画面
8)クチコミへの返信
当社では、高評価のクチコミ、厳しい意見のクチコミ、どちらにも丁寧に返信することを推奨しています。
高評価のクチコミにはぜひ感謝を、低評価のクチコミやクレームにも感謝や謝罪、行き違いを訂正するメッセージを真摯に返信するようにしましょう。
クチコミへの返信は、投稿者との直接のやりとりになるだけでなく、クチコミを閲覧する新規ユーザーへの間接的なPRの場にもなります。
「お客様を大切にしているお店のようだ」と感じてもらえる雰囲気をつくると、来店につながる予約などのアクションが増える傾向にあります。
実際に、クチコミへの返信率が30%に増えたことで、80%以上高いアクション成長率を達成したという事例もあります。
詳しくは参考記事をご参照ください。
まとめ:お店が元気に営業中であることをローカルユーザーに知らせよう
今回は、withコロナ時代にマイビジネスでやるべき8つのことをご紹介しました。
マイビジネスの機能を駆使することで、「近所のあの店は営業しているだろうか?」と検索するユーザーに対して、店舗の正しい営業時間を知らせることはもちろん、オンライン予約やテイクアウトに対応しているかどうか、どんな感染防止対策を行っているかを周知することができます。
マイビジネスをこまめに更新し、お店が元気に営業中であることを検索ユーザーに知らせましょう。
マイビジネスの管理・運用に課題を感じられている方、マップでの露出を高めて問い合わせを増やしたいという方は、ぜひ一度プロにご相談ください。
MEO対策を行っていない方はもちろん、すでにMEO対策を行っている方であっても、効果を実感できない方や社内での運用に限界を感じている方へ、弊社ではMEO対策に関するサポートサービスを提供しております。
お問い合わせは、無料のお問い合わせフォームより24時間受け付けております。
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参考記事一覧
▶マイビジネスの管理権限を取得したい。
Googleマップに店舗を表示させよう!【Googleマイビジネスの登録方法】①
▶マイビジネスの予約機能について知りたい。
徹底比較!Googleマイビジネスで使える3つの予約機能
▶マイビジネスにサービスを掲載したい。
Googleマイビジネスでお店の「サービス」を一覧表示させる方法
▶マイビジネスのレビュー改善について知りたい。
Googleマイビジネスのレビュー改善で、アクション率は激増する!