MEOコラム

GBPのビジネスカテゴリを最適化する意外な方法とは? 海外記事をご紹介

Googleビジネスプロフィール(以下GBP)の「ビジネスカテゴリ」は、ローカル検索のランキングを決定する主要な要素の1つです。

自社のビジネスが上位に表示されるようにするには、適切なメインカテゴリと追加カテゴリ(サブカテゴリ)を選択することが重要です。 また、季節や近くに同業他社がいる場合、臨機応変にメインカテゴリを変える意外な方法があるらしく、、

今回はSterling Sky社のエリザベス・ルール氏の記事をもとに、「最適なカテゴリを選択する方法」をご紹介いたします。

なお、内容的に当社の見解と異なる部分が多いため、都度当社の見解を注記にて挿入しております。双方の意見をご参考として、カテゴリの最適化の参考としていただければ幸いです。

では、早速見ていきましょう。

参照:


https://searchengineland.com/how-to-pick-the-right-google-business-profile-categories-447898

最適なメインカテゴリとサブカテゴリを選択する

メインカテゴリは、ランキングに大きな影響を与えるため、最適な選択をすることが重要です。しかしビジネスによっては関連するカテゴリが多数あるため、どれをメインにしたら良いか迷う場合もあると思います。

ローカルランク追跡ツールである「Places Scout」やGoogle拡張機能の「PlePer」を使用することでローカルで競合する上位のリストを一括確認することもできます。

さまざまなメインカテゴリをテストして、どのカテゴリがランキングの上位になるかを確認してください。ただし、カテゴリを短期間に頻繁に変えるのではなく、変更後、数週間経過してからランキングを確認し、必要に応じてカテゴリを再度変更します(注記1)

サブカテゴリは最大9つまで登録することができます。すべてを関連するカテゴリで埋めることをお勧めします(注記2)が、Googleは選択できるサブカテゴリを頻繁に追加、削除など変更をしています。定期的に確認するようにしましょう。 

また、オーストラリアには「tradesman(職人)」というカテゴリがありますが、アメリカやカナダには存在しないなど、国によって表示されるカテゴリが違う場合があります。グローバルなビジネスを行っている場合はその点も注意してください。

サブカテゴリを追加するもう1つの大きなメリットは、各カテゴリの下に事前定義されたサービスや、カスタムしたサービスを選択するオプションがあることです。 

こちらもランキングに影響をもたらすことがわかっています。そのため、サブカテゴリを追加した際は、関連するすべてのサービスをチェックするようにしましょう。

注記1)

メインカテゴリは頻繁に変更すると、場合によりビジネスの認証が求められるケースがあるようです。よって当社としては、メインカテゴリを頻繁に変更することを推奨していません。自社のビジネスの核となるメインカテゴリを決定後は、大きな業態変更がない限り、極力変更しないことを推奨しています。

注記2)

サブカテゴリについては、9つすべてを埋める必要はないと当社では考えています。あくまでも自社のビジネスに該当するサブカテゴリを設置すべきで、すべて埋めることを前提とする考えはナンセンスではないかと思います。

▶サービスがランキングに与える影響については当コラムの過去記事もご参照ください。

季節によってカテゴリを変える

季節に応じてメインカテゴリを調整することも重要な施策のひとつ(注記3)です。

季節的な需要に合わせてメインカテゴリを調整することで、年間を通じてランキングを安定させることができます。

例:HVAC(空調システム)ビジネスの場合

冬がくる前に、カテゴリを「クーラー(エアコン)設置、修理サービス」から「暖房修理、暖炉設置サービス」に切り替えることで、GoogleがGBPを再評価し、暖房や暖炉に関する用語でランク付けする可能性が高まります。

同様に、普段は芝生管理ビジネスをしていて、雪が降ると除雪サービスを行う場合、初雪が降る前にカテゴリを「芝生管理」から「除雪サービス」に切り替える、などがあります。

注記3)

注記1で記した通り、当社ではメインカテゴリを頻繁に変えることを推奨していません。季節に応じて内容が変わるサービスについては、サブカテゴリで調整した方がいいと思います。

周辺のビジネスによって変える

同じ住所で部門違いなどのGBPが複数ある場合は、Googleのローカルフィルタがかかる可能性があるため慎重に選択しましょう。

例:歯科医院とその事務所の両方がある場合、事務所では「歯科医」を使用し、歯科では「救急歯科医」または「小児歯科医」を使用する(注記4)など。

自社が管理できない近隣の競合他社によってフィルタリングされている場合もあります。

近隣に同業者が複数いる場合は、メインカテゴリを他社のリストで使用されていないものに変更(注記5)してみてください。

例:不動産業者が多く集まっている場所の場合

「不動産店」というカテゴリもありますが、仲介がメインなら「不動産仲介業」、管理がメインであれば「不動産管理会社」など、自社が主に行っている業務をメインカテゴリにすることで他社との差別化を計る事ができます。

注記4)

事務所では「企業のオフィス」を使用、歯科医院では「歯科」または「〇〇歯科医」を使用した方がベターだと考えます。どちらも歯科医系カテゴリーとしてしまうと、住所が同一の場合、重複となってしまうリスクが高くなってしまいます。

注記5)

メインカテゴリは近隣の競合と差別化する、というのはその通りだと思います。ただし、あくまでも自社のビジネスに最も適合したメインカテゴリを選ぶべきでしょう。

まとめ

今回は、最適なメインカテゴリと追加カテゴリを選択する方法をご紹介しました。

なお、今回の記事は当社の見解とは異なる意見が多かったので、当社の見解も付記する形でのご紹介となっております。

とはいえGBP運用の正解は一つではないので、双方の見解をご確認したうえで、自社にとって最適な運用方法を選択されるとよいでしょう。

GBPの運用管理、MEO対策にお悩みのある方は、ぜひ一度プロにご相談ください。

MEO対策を行っていない方はもちろん、すでにMEO対策を行っている方であっても、効果を実感できない方や社内での運用に限界を感じている方へ、弊社ではMEO対策に関するサポートサービスを提供しております。

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文責:laugh

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