MEOコラム

4月最新:新型コロナの影響によるマイビジネス制限、新機能まとめ

新型コロナウイルスの影響が日に日に広がりを見せています。
Googleマイビジネスについても、3月25日頃、公式ヘルプにて一部の機能に制限がかけられたことが発表されました。
その後、Google側の対応状況も刻一刻と変わってきています。
4月23日現在、いまだ制限がかかっている機能と今回の新型コロナ対応で新しく実装された機能の紹介をいたします。

このような時だからこそ、マイビジネスを活用してローカルユーザーへ正確な情報を発信し、適切な集客につなげていきたいものですね。

制限をかけられている機能一覧

設定の反映が遅延している機能

下記の機能は使用可能ですが、設定をしても即時反映されず反映まで数時間から数日かかる場合があります。

・ビジネス情報の編集
・新たに作成されたリスティング
・オーナー登録の申請
・オーナー確認

3月下旬時点で使用停止となった機能

・新しいクチコミ
・クチコミへの返信
・新しい略称
・動画全般
・Q&A 全般

4月23日時点最新情報

・「クチコミ返信機能」の制限解除
4月8日頃からクチコミ返信機能の制限が解除されました。
その後数週間かけて、クチコミの投稿、動画、略称、Q&Aが利用可能になるとのことです。
国およびカテゴリによって徐々に対応されていきます。
当社でも4月8日ごろから一部の飲食店にてクチコミ返信制限が解除されたことを確認しています。

・「新規投稿のクチコミ」の反映について
4月13日頃、英語圏でクチコミ投稿機能が解除されたことが判明しました。
日本でも4月18日頃から飲食店をはじめとして、徐々にクチコミが入ってくるようになったことが確認されました。
しかし4月22日時点では制限期間中の3月25日~4月17日の間に投稿されたクチコミが反映されたかどうかは確認できていません。
現在確認がとれているのは、制限解除後の日付で反映されているクチコミのみです。
引き続き注視する必要があります。

制限解除の連絡が個別に送られてくることはないので、こまめに管理画面を確認する必要があります。

補足:制限のかかってない機能一覧(4月23日現在)

・投稿
・商品エディタ
・サービスエディタ
・メニューエディタ
・写真の追加
・メッセージの送受信
・ウェブサイト作成

これら使用可能な機能を駆使してユーザーへの情報発信を継続していきましょう。

新型コロナウイルス対策として推奨されること

①営業時間の修正

特定の日時のみ営業時間を短縮したり、休業をする場合は「情報」から特別営業時間の設定をして、ユーザーに知らせます。
特別営業時間の設定は、もともと年末年始の営業時間などを設定するために使用したことがある方もいらっしゃるでしょう。
設定した特定の日にユーザーが検索すると、設定した営業時間が表示されるようになります。

また、休業期間が明確に決まっていない場合は「臨時休業マーク」の使用が推奨されています。
こちらは検索結果上で赤く目立つように表示されます。

臨時休業マークを使用するメリットとして、表示方法が目立つため、休業中にもかかわらずユーザーが店舗に電話をかけてしまったり、来店してしまったりといった混乱を防ぐことができます。
ただし、表示方法が目立つが故にユーザーを驚かせてしまうことはデメリットになるかもしれません。
緊急事態宣言を受けて休業の判断をした等の事情であれば、投稿機能からその旨を発信して店舗の無事を知らせるようにしましょう。

②「投稿」機能から新型コロナウイルス感染予防対策について告知をする

投稿機能から新型コロナウイルス対策専用のお知らせを掲載することができるようになっています。
「COVID-19 の最新情報」というテンプレートが用意されているので、営業状況や感染予防対策の内容などをユーザーに向けて発信しましょう。

画像は登録できません。
テキストとCTAボタンのみ設置可能です。

③ユーザーとつながる

・メッセージ機能を使う
スマートフォン用のマイビジネス管理アプリを使用すると「メッセージ」という機能が使用できます。
メッセージ機能をオンにすると、検索結果のマイビジネス枠にて「見積もりを依頼する」などのボタンが表示され、ユーザーから直接問い合わせを受け付けることができるようになります。

ユーザーとLINEのように直接メッセージのやりとりができることはもちろん、自動送信(ウェルカムメッセージ)を設定することも可能です。

小規模ビジネスの場合にはユーザーと直接つながることができるというメリットがありますが、多店舗展開をしている場合は店舗別にメッセージが殺到してしまうと対応しきれなくなるリスクがありますので、導入するかどうかは慎重に判断する必要があります。

・クチコミに返信する
4月8日以降クチコミ返信機能の制限が解除されましたので、未返信のクチコミに返信することをおすすめいたします。
また、制限期間中もクチコミの送信は可能になっていたため、3月下旬から4月上旬のクチコミが今後反映されてくることが予想されます。
こまめに管理画面をチェックして、新規クチコミには素早く対応するようにしましょう。

飲食向け:デリバリー・テイクアウトの設定

4月に入り、GoogleはAndroid版・iOS版のマップアプリでデリバリーやテイクアウト対応の飲食店を検索する専用のボタンを設置しました。

ユーザーがこれらのボタンを押すと、デリバリー・テイクアウト可能な店舗がリスト表示されます。
店舗がこのリストに載るためには下記の設定が必要です。

①「情報」機能の「属性」という機能から、「宅配」または「テイクアウト」の項目をオンにする。

最も重要な設定です。必ず行ってください。

②商品エディタ、またはメニューエディタを使用し、デリバリー・テイクアウト可能なメニューについて画像やテキストで発信する。

2月頃から小売業以外の業態では商品エディタが実装されないという事例が出てきていますので、管理画面に「商品」という項目がない場合は、メニューエディタをご活用ください

③投稿機能で告知

投稿機能で登録した情報は、「最新情報」としてユーザーの一番目につきやすい形で掲載されます。
テキストと写真の両方を登録できます。
今までデリバリー・テイクアウトで提供しておらず、今回特別に始めたという事業者様は必ず投稿機能で告知しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、新型コロナウイルス対策によるGoogleマイビジネスの機能制限や新機能についてご紹介しました。
特に制限が徐々に解除されてきているクチコミ機能の動向に気をつけながら、マイビジネスの管理を続ける必要があります。

また、飲食店向けに新たに実装されたデリバリー・テイクアウト設定について解説いたしました。
緊急事態宣言を受けてデリバリー・テイクアウトを始めたという事業者様は設定を行われると良いかと思います。

飲食店のデリバリー、テイクアウト設定については、当社クライアントでも実施することで検索での上位化、問い合わせに繋がっているケースもあります。
設定やノウハウについては業態や提供形態によって異なる部分もありますので、ご興味ございましたら、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
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