MEOコラム

集客がアップするカテゴリ設定の3つのコツ!【マイビジネス運用事例付き】

Googleマイビジネスのカテゴリはきちんと設定していますか?

「最初にとりあえず登録はしたけど、最近はチェックしていない」
「そもそもカテゴリってなに?」

そんな方もいらっしゃるかもしれません。

実は、カテゴリ設定はお店の現状と照らし合わせて適宜最適化することによって、検索上位化と集客アップが見込める重要な項目なのです。

自社の業態に合うカテゴリが見当たらないという方、そもそもカテゴリの違いが判らないという方、必見です。
今回は、カテゴリ設定のコツについて、ご紹介いたします。

※以降、紹介する具体的なカテゴリの例はすべて2020年3月現在の状況です。

カテゴリ設定 3つのコツ

カテゴリとは、あなたが展開しているビジネスの業態を表すものとお考えください。
Googleマイビジネスの「情報」というメニューから編集できます。

カテゴリの設定をする箇所の画像

カテゴリはあらかじめ用意されたものから選択しなければなりません。
以前はカテゴリ一覧表が公開されていましたが、2020年3月現在、公開されなくなってしまいました。
事実上、どんなカテゴリがいくつ存在するのかは不明です。

Google では対象となるお店やサービスのウェブサイトや、ウェブ全体の書き込みや評判からも、カテゴリ情報を検出しています。

Googleヘルプより

https://support.google.com/business/answer/3038177?hl=ja

Googleは日々世界中のユーザーから送られてくる膨大な量の検索クエリ(どんなワードで検索されているか)を読み込み、それをもとにカテゴリ情報等をアップデートし続けているため、公表されないまま追加、変更されることが良くあるようです。

これらを踏まえた上で、どのようにカテゴリを設定するべきか、今すぐ使えるコツを3つご紹介いたします。

1.メインカテゴリ設定のコツ

まずメインカテゴリには、自社・お店のビジネスの業態に最も適したカテゴリを設定しましょう。

例1)宅配ピザ専門店の場合
メインカテゴリは「宅配ピザ」を設定します。
「ピザ店」「イタリア料理店」「宅配/出前」は選びません。

宅配ピザの提供しかない店舗が、飲食店である「ピザ店」や「イタリア料理店」に混ざって検索結果に表示されることはノイズだと判断される可能性が高いため、上記すべてのカテゴリを設定するのは推奨いたしません。(表示順位にも影響を与える恐れがあります)
店舗の業態に合致しないカテゴリは、極力設定しないようにしましょう。

例2)ネイルサロン店の場合
メインカテゴリは「ネイルサロン」を設定します。
同じ店舗でネイル以外のサービスも展開していたとしても、具体性のない「サロン」や「美容サロン」というカテゴリを登録することはできません。
そもそも「サロン」「美容サロン」というカテゴリは存在せず、「ネイルサロン」「日焼けサロン」などが出てきます。
ビジネスの業態を的確かつ簡潔に表現しているカテゴリをメインに据える、とまずはおぼえておきましょう。

2.的確なカテゴリが見つからない場合、最適なカテゴリの探し方のコツ

的確なカテゴリが見つからない場合は、業態に近しいワードをいくつか入力して候補を探して見ましょう。

例)フレンチ(フランス料理店)の場合
カテゴリ入力欄に「フレンチ」と入力すると、「フレンチステーキハウス」「ビュッフェ レストラン」が表示されます。
「フランス」と入力すると、「フランス料理店」「南西フランス料理店」「モダン フランス料理店」「ベリー料理店(フランス)」「グランメゾン(高級フランス料理店)」「アルザス料理(フランス)」などの候補が表示されます。
ビストロの場合は「ビストロ」と入力しないと表示されません。

このようにカテゴリは細分化されている場合があるので、思ったようなカテゴリが出てこないときは、様々なワードを試してみてください。

メインカテゴリには的確なものを設定し、追加カテゴリは多くても2~3個程度にしておくことを推奨いたします。
追加カテゴリについては、次項で詳しく解説いたします。

3.追加カテゴリを設定するコツ

追加カテゴリは店舗で実際にサービスを提供していることが前提で、メインカテゴリで設定したワードと関連性のあるものを選択します。

また、オーナー確認が完了するとマイビジネス側で自動的にカテゴリが設定される場合があります。
その際、もし実際は提供していない事業がカテゴリに追加されてしまっていたら、必ず修正してください。

例)自転車屋の場合
自転車屋の多くは、自転車の販売だけでなく修理にも対応しているでしょう。
その場合はメインカテゴリを「自転車屋」とし、追加カテゴリにも「自転車修理・整備店」と設定することをおすすめいたします。
レンタサイクルのサービスも提供している場合は、追加カテゴリに「自転車 レンタルサービス」を設定することもできます。

追加カテゴリは最大9件まで登録することができますが、闇雲にたくさん設定するのではなく、的確なものを2~3件ほど登録するのが良いでしょう。

補足:店舗の業態に合ったカテゴリが見つからない場合は…

残念ながらカテゴリを独自で作成することはできません。
想定していたカテゴリがない場合は、追加カテゴリを活用して業態に近しいカテゴリを複数入れることで補い合うようにしましょう。

例1)チョコレートケーキ専門で、持ち帰り用商品の販売と飲食を両方提供する店の場合
「ケーキ屋」をメイン、「チョコレートショップ」を追加カテゴリにて選択することが考えられます。
飲食の提供がビュッフェ形式であれば、「スイーツおよびデザート ビュッフェ」を選択するのも良いでしょう。

例2)まつげエクステ専門店の場合
2020年3月現在、まつげエクステ専門店は複数あるにも関わらず、まつげエクステのサロンというカテゴリは存在しません。
ネイルとまつげエクステ両方を提供する店舗は「ネイルサロン」というカテゴリを選択していますが、まつげエクステ専門店の多くは「エステティックサロン」というカテゴリを選択せざるを得ない状況のようです。

しかし、今後「まつげエクステサロン」というカテゴリが新規作成される可能性もあります。
店舗の業態にぴったりなカテゴリがないと感じる場合は、定期的にカテゴリの追加、変更を試してみたほうがいいでしょう。貴店に最適なカテゴリが追加されているかもしれません。

まとめ:カテゴリ設定と検索上位化に因果関係はあるか

地域の見込み客に店舗の情報を見つけてもらうようにするには、まず検索エンジンに店舗の情報を正しくカテゴライズさせる必要があります。

極端な話、カテゴリの設定が正しく行われていなければ、カテゴリに付随する共起語で検索エンジンに情報を拾ってもらうことはできません。
カテゴリ設定が検索にどれほど影響するのかの詳細はブラックボックスになっていますが、当社の所感では、メインカテゴリの設定が正しく反映されていない場合、その他の情報をいくら充実化させても、該当のカテゴリに付随する検索ワード群(共起語群)で上位化させることは難しくなってしまいます。

前述のとおり、追加カテゴリが9件登録できるからといって何でも設定すれば良いというわけではなく、まずはメインカテゴリを的確に設定し、足りない情報を1~2件追加カテゴリで設定することで「当店の売りはコレです!」と専門性を強くアピールしていくことが大切です。

いかがでしたでしょうか?

本稿ではカテゴリ設定についてご説明してきましたが、あくまでもカテゴリ設定の最適化は、数あるMEO対策の一つにすぎません。

MEO対策を行っていない方はもちろん、すでにMEO対策を行っている方であっても、効果を実感できない方や社内での運用に限界を感じている方へ、弊社ではMEO対策に関するサポートサービスを提供しております。

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