Googleビジネスプロフィール(以下GBP)の「サービスの編集」機能と検索順位の相関について、前回のコラムでご紹介しました。
今回は前回に引き続きSterling Sky社による調査を元に、「サービスの編集」機能を活用する上でのポイントや、サービスカテゴリから取得される「provides」(ここで販売中)ラベルについて紹介します。
まだサービスの登録をされていない方、登録はしているけれどもうまく使いこなせている自信がない方は、ぜひ参考にしてみてください。
早速、見ていきましょう。
参照:https://www.sterlingsky.ca/unleashing-the-power-of-google-business-profile-service-justifications-for-maximum-impact/
Justificationの「provides」ラベルについて
Google通常検索の検索結果画面のローカルパックに「Justification」と呼ばれる箇所があります。以下の画像の赤枠と青枠で示した箇所です。

ここには口コミレビューの一部やデリバリー可など様々な情報が表示されます。
画像の3つの「Justification」のうち、「ここで販売中」というラベル(青枠)は「provides」ラベルと呼ばれ、GBPの「サービス」から自動的に取得されています。
事前定義されたサービスとカスタムサービス
GBPに追加できるサービスには事前定義されたサービスとカスタムサービスがあります。事前定義サービスは種類が豊富なため、業種によっては多くのサブカテゴリを設定することが可能です。
また、メインカテゴリに関するサブカテゴリも表示されるため、自身のサイトなどにどのようなコンテンツを置くかの参考にすることもできます。
なお、カスタムサービスは絵文字を用いることでポップに見せることができます。以下の画像のように「ここで販売中」のラベルに掲載された際も目立たせることができるため、サービス登録の際工夫してみてはいかがでしょうか?

画像引用元:https://www.sterlingsky.ca/unleashing-the-power-of-google-business-profile-service-justifications-for-maximum-impact/
Justificationの間違い
「Justification」における問題は、Googleが正確なサービスを記載するとは限らないことです。以下の例では、「ここで販売中」に「自動車保険」と記載されています。

画像引用元:https://www.sterlingsky.ca/unleashing-the-power-of-google-business-profile-service-justifications-for-maximum-impact/
しかしこちらの弁護士は交通事故事件を専門に扱っており、自動車保険は提供しておりません。このケースではGBPのサービスに「保険弁護士」を登録したところ、Googleがサブカテゴリに「自動車保険」を自動で追加したためにこのような間違いが発生しました。
このため、自身のビジネスのJustificationやサービスカテゴリを確認しておくことは非常に重要です。
また、カスタムサービスを追加することで意図しない文言がJustificationに追加されることもあるため、重ねて注意が必要となります。
まとめ
今回はMoz社の調査からGBPの「サービス」を活用する方法とローカルパックのJustificationと呼ばれるエリアについて紹介しました。
Justificationの「ここで販売中」ラベルはGBPのサービスカテゴリから選択されるため、サービスを登録しておくことは非常に重要です。
一方で、Googleの選定ミスで意図しない文言が掲載されてしまうというトラブルも確認されています。自身のビジネスがどのように表示されているか、またどのようなサービスを登録しているかなど、定期的に確認しましょう。
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文責:フーミン