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海外マイビジネス事情(7)2021年6月最新:マップアプリ新機能情報

海外のGoogleマイビジネスの動向をご紹介するコラムの連載7回目です。

今回は、2021年5月に行われた「Google年次開発者会議(Google I/O)」で発表されたGoogleマップアプリのアップデート予告についてご紹介いたします。

本コラムでは4月にも、Google公式ブログを元にしたマップアプリのアップデート予告を記事にしましたが、今回も引き続き、多数の新機能が発表されています。

今回ご紹介する『Google年次開発者会議』とは、年に一度開催される開発者向けの大規模な発表会であり、マップアプリに限らず「Android12」やスマートウォッチ等、Googleが提供する様々な製品やサービスが未来に実現を目指している新機能についての発表会です。

こちらの記事では、その中からMEOやマイビジネスに関係しそうな部分を抜粋してお届けいたします。
発表された機能の実装が具体的にいつになるかは不明ですが、いつ新機能が日本に上陸しても良いように、最新情報を先取りしておきましょう。

前回記事:海外マイビジネス事情(6)マップアプリの大型アップデート予告!

https://partita.co.jp/meocolumn/mapapp-update202103/

時間帯によってマイビジネスの表示が変わる

マップ検索時に、検索履歴や時間帯を考慮してビジネスを強調する機能が追加されると発表がありました。

たとえばマップを開いた時刻が朝であればコーヒーショップが、夜であればユーザーの好みに合わせたレストランがより大きく表示されます。

こちらの機能は今後数週間以内に追加すると発表され、情報量が増えゆくGoogleマップをより見やすくするための改善であるとのことです。

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引用:Googleヘルプ https://blog.google/products/maps/five-maps-updates-io-2021/

▲8:00AMと書かれた上の画像が朝のマップの表示です。
朝はカフェやベーカリーの情報が優先的に表示されています。
5:00PMと書かれた下の画像が夕方のマップの表示です。
夕方は夕飯時の需要に合わせて、グリルやレストランが優先的に表示されています。

この機能が追加されると、マイビジネスに登録するカテゴリや営業時間がより重要になってきます。
カフェ&バーのような二種類の業態が混在している店舗であれば、昼の営業も夜の営業もしっかりアピールしていく必要がありそうです。

今後数週間以内に追加されると発表されましたが、それが日本でも同時に追加されるのかは不明なため追加情報が入り次第補足いたします。

マップ上からライブビューを瞬時に起動

ライブビューがさらに強化されるようです。

ARナビ機能「ライブビュー」は2019年から提供されていますが、今後のアップデートにより専用ボタンが追加され、1タップで起動できるようになるとのことです。

ライブビューでは2021年6月現在すでに360°の写真でリアルに場所の風景を見ることができるだけでなく、周辺のショップやレストランの混雑具合、最近のレビュー、写真などマイビジネスに紐付けられている情報を瞬時に確認できます。

これは日本でも「地図の種類を変更する」というボタンから「ストリートビュー」を選択することで使用可能な機能です。

ライブビューは現状でも十分便利であるように見えますが、さらに本年後半には道路標識や町のランドマーク等、ユーザーの道案内にとって有益な情報も追加していくと発表されました。

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引用:Googleヘルプ https://blog.google/products/maps/five-maps-updates-io-2021/

見知らぬ場所を行くときもライブビューがホテルなどの場所と関連して現在地を教えてくれるため、自分の宿泊施設に戻ることが楽になるとのことです。

その他3つのアップデート

下記の内容はマイビジネスの運用には直接的に関係はありませんが、マップアプリの利便性が高まれば、マップアプリユーザーによる流入が増加する可能性がありますので、チェックしておいて損はない話題でしょう。

1.事故の多いルートを避けるルート検索

ルート検索の際に、急ブレーキや事故の多い道を避けるようになります。
混雑状況はもちろん「その道を走った時のデータ」を機械学習によって集め、統計的に事故が起きやすい道を判別するようになるとのことです。

2.道路の詳細表示地域の拡大

横断歩道や地下通路、歩道橋などの詳細表示を行う地域を拡大します。
年内にベルリン、サンパウロ、シアトル、シンガポールなどを含む50の地域が予定されています。

3.目的地周辺の相対的な混雑具合をマップ上で確認

エリア全体の相対的な混雑具合を表示するようになります。

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引用:Googleヘルプ https://blog.google/products/maps/five-maps-updates-io-2021/

▲混雑しているエリアが黄色で囲まれて表示されています。
※Busier than usual=普段より混み合っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
どれもマップの利便性を向上させ、より親和性の高い顧客を獲得するために重要なアップデートではないでしょうか。

質の高い見込み客をコンスタントに獲得するためには、店舗のマイビジネスに記載された情報がより詳細であることが求められます。また、最新の情報にマイビジネスをアップデートすることで、露出も増えその分ユーザーからの注目度も上がります。

より多くのユーザーに興味を持ってもらえるよう、マイビジネスの強化をしていきませんか?
マイビジネスの管理・運用に課題を感じられている方、マップでの露出を高めて問い合わせを増やしたいという方は、ぜひ一度プロにご相談ください。

MEO対策を行っていない方はもちろん、すでにMEO対策を行っている方であっても、効果を実感できない方や社内での運用に限界を感じている方へ、弊社ではMEO対策に関するサポートサービスを提供しております。

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