MEOコラム

Googleマップで「おすすめ度」を上げるためにできること

Googleマップが機械学習によって設定する「おすすめ度」をご存知でしょうか?
おすすめ度とは、レビューの星の数とは関係なく、検索履歴等から自動で算出される検索ユーザーの好みとお店のマッチング度です。
2018年頃からGoogleアカウントでログイン済みの場合、店舗名の隣にパーセントで表示されています。
おすすめ度はユーザーによって違う数値が表示されるので「近くでランチをしたいけどいいお店ないかな」といった新規のユーザーにお店を推薦してくれる便利な機能となっております。

店舗側が「おすすめ度」に対して直接操作できることはありませんが、マッチングする可能性が高いユーザーの「おすすめ度」を上げるためにできることはあります。

今回は、おすすめ度についての解説と、おすすめ度を高めるために店舗側にできることをご紹介いたします。

おすすめ度とは?

おすすめ度とは、マップアプリの機械学習によって算出されるユーザー一人一人に向けた数字です。

マップのおすすめ度は人によって違うという例のスクショ

▲AさんとBさんが同じお店を閲覧していても、それぞれのGoogleアカウントの分析によっておすすめ度が違ってきます。

おすすめ度の算出方法は以下の通りです。

・設定で指定した食事上の制限または料理
・ユーザーが普段選ぶ(または避ける)料理やレストランの種類
・保存または評価した場所、訪れた場所、またはそれと似たような場所
・Google マップまたは Google 検索で場所に対して行った操作

引用:Googleマップヘルプ https://support.google.com/maps/answer/7676339

算出方法の中で、マップや検索の結果を分析されているというのはイメージが湧くかと思いますが、1つめの「設定で指定した食事上の制限」という項目を読んで、設定したおぼえはないと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、おすすめ度の精度を高めるためにユーザー側として編集できる設定があります。
マップをより自分好みにカスタマイズしてみましょう。

ユーザーがおすすめ度の精度を高める方法

それでは、おすすめ度の精度を高めるために設定を変更してみましょう。
スマホのマップアプリから「興味・嗜好の編集」という設定から行います。

①マップアプリから自分のアカウントのアイコンをタップします。
②「設定」をタップします。
③「興味・嗜好の編集」をタップします。
④食べ物の制限「関心がある」を選択します。

⑤「トピックを追加」をタップします。
⑥一覧から関心のあるジャンルをタップで選択します。(複数選択可)
⑦「好みを追加」をタップします。
⑧追加した好みのジャンルは「関心のあるトピック」の一覧に表示されます。

初めてこの設定を見るという方でも、すでに自動で選出されている「興味のあるトピック」が一覧で表示されます。
その一覧の中に自分の好みのジャンルのお店がなければ、「トピックを追加」ボタンをタップして追加していきましょう。

逆に、あまり好みではない、好みとして登録しておくほどでもないジャンルが設定されているという場合もあります。
その際は「×」マークをタップすることで削除ができます。

ジャンルの種類は、2021年6月現在231種類を確認することができました。
イタリア料理・フランス料理など料理のジャンルだけでなく、「眺めが良い」「コーヒーで有名」「ライブパフォーマンス」などの条件もいくつかあるようです。

興味・嗜好の編集設定を自分好みに編集することで、マップアプリでより自分の好みに合ったお店を見つけることができるようになるでしょう。
おすすめ度の精度を上げておけば、たくさんのお店の中からクチコミや評価を比較する手間が少し省けるかもしれません。

ビジネスオーナーがおすすめ度を高めるためにできること

おすすめ度はあくまでユーザーごとの好みの分析結果であるため、ビジネスオーナーがおすすめ度に対して操作を加えることはできません。
しかし、マイビジネスに掲載する情報を詳しく設定することで、より親和性の高いユーザーに対してのおすすめ度を上げることが可能です。

おすすめ度を上げるために活用したい設定・機能

①カテゴリの設定

カテゴリは通知等はなく随時追加されますので、ビジネスにピッタリのカテゴリがないという事業者様は時々追加されていないかどうか、確認してみることをおすすめいたします。
最近では、コロナ禍でテイクアウトを始められた飲食店向けに「テイクアウト」というカテゴリが追加されました。これを機にご確認ください。

集客がアップするカテゴリ設定の3つのコツ!【マイビジネス運用事例付き】

②営業時間の設定

通常の営業時間の他、コロナの影響でお昼の時間だけテイクアウトを実施している等の需要を汲んだ「営業時間の詳細」という項目が増えています。
特殊な営業時間を設定する必要がある事業者様はぜひご活用ください。

マイビジネス未導入の方必見!withコロナ時代にやるべき8つのこと

③投稿機能の活用

定期的な情報発信でマイビジネスにコンテンツを蓄えましょう。
投稿機能を活用すれば検索での表示だけでなく、コミュニティフィードという機能でユーザーに投稿内容を表示してもらうことも期待できます。

2020年9月最新版:Googleマイビジネス『投稿機能』活用大全!

コミュニティフィードで何が変わる?Googleマップ新機能をご紹介

他にも、サービス機能やメニュー機能が使えるカテゴリのビジネスの方は、そちらもご活用ください。

また、コンテンツを用意する際は「興味・嗜好の編集」からジャンル一覧を確認しておきましょう。
例えば、イタリアンレストランとして提供しているメニューの話題だけでなく、ワインや食材についても発信することで「イタリアンレストラン」の他にも「ワインが美味しい」「シーフードにこだわる」といったジャンルにも該当するようになります。

マイビジネス情報を入れれば入れるほどAIの判断材料が増えますので、ユーザーへのおすすめ度にも影響を与えられるのではないでしょうか。

まとめ

Googleマップのおすすめ度についてご紹介いたしました。
まずはご自分のスマホのマップアプリから、興味・嗜好の設定がどうなっているかを確認してみましょう。
ユーザー目線も体験しながら、店舗のマイビジネスの情報を充実させることをおすすめいたします。

マイビジネスの管理・運用に課題を感じられている方、マップでの露出を高めて問い合わせを増やしたいという方は、ぜひ一度プロにご相談ください。

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